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営業研修を個人で受けるには?|課題に合う形式や練習機会の確認ポイント

営業研修を個人で受けるには?|課題に合う形式や練習機会の確認ポイント

▼ この記事の内容

営業研修を個人で選ぶ際は、まず個人申込の可否を確認し、質問・提案・反論対応のどこを練習したいか整理します。受講形式だけで決めず、自分が練習する機会、具体的な助言、追加費用を含む総費用を比較し、不明な条件を確かめてから申し込みます。

個人で営業研修を受けたいと思っても、講座の名称や受講料だけでは、自分に合う受講先か判断しにくいものです。個人名義で申し込めるかと、困っている営業場面を練習できるかを分けて確かめる必要があります。

受講先を選ぶには、質問・提案・反論対応のどこを見直したいかを整理し、講座内容と照合します。

そのうえで、参加できる日時や受講方法、自分が話す機会、具体的な助言、追加費用を含む総額を比べます。

本文の比較表には、候補ごとの受講条件と不明点を記入できます。申し込むか、追加で確認するかを考える際に使い、受講後に試す質問や説明は行動メモに整理できます。

個人で受けられるか

営業研修を個人で選ぶ際は、自分の名義で申し込めるかと、学びたい内容を扱っているかを順に確かめます。名称だけで候補を決めず、公式の申込案内と講座内容を照らし合わせることから始めます。

個人で申し込む研修と個人向け営業を区別する

個人で受講を検討できる営業研修の案内はあります。ただし、申込条件は講座ごとに確認が必要です。公式案内の対象者・申込名義・受講条件を見て、自分が申し込める講座かどうかを確かめます。

まず区別したいのは、受講する人と、営業活動で接するお客様です。「個人で申し込む研修」は受講者の申込方法を指し、「個人向け営業の研修」は個人のお客様に商品やサービスを提案する仕事を扱います。後者の名称だけでは、個人名義で受講できるとは判断できません。

候補の公式ページでは、対象者の説明に加え、申込案内や受講条件を確認します。営業経験などの参加条件が自分に合うか、会社を通さず本人の名義で申し込めるかを、それぞれ確かめるためです。「営業担当者向け」という説明だけで、申込名義まで判断しないようにします。

個人申込について記載が見つからなければ、受講できないと決めつけず、申込前に提供元へ確認します。希望する講座名と個人名義で受講を検討していることを伝え、申込可否と必要な手続きを確かめます。回答が得られるまでは、受講可能な候補として確定せずに残します。

個人向けの公式案内と受講目的を確認する

個人向けの案内が見つかったら、自分が困っている営業場面と講座内容を照合します。「営業力を上げたい」という目的から、質問をしても会話が続かない、商品説明に偏ってしまうなど、受講で見直したい場面まで具体化すると、提供元へ確かめる内容が明確になります。

質問型営業さんの公式案内では、個人向けの学習メニューを紹介しています。[1]個人で学ぶ候補を探す際の入口になりますが、希望する内容や参加条件は、検討するメニューごとに確かめます。案内の存在だけで、自分が必要とする練習や指導を受けられるとは判断しません。

Acceptさんの公式案内では、個人向けの営業トレーニング、つまり営業の練習と、営業トークの構築支援を紹介しています。[2]お客様へ何をどの順で話すかを見直したい場合は、自分が扱いたい場面を伝え、支援の対象に含まれるかを確かめます。受講による成果や他の講座との優劣は、この提供案内だけでは判断できません。

候補ごとの案内を確認したら、練習したい場面と、案内だけでは分からなかった条件を手元に書き出します。質問の仕方を学びたいのか、提案の説明を練習したいのかによって、確認する内容は変わります。次に、質問・提案・反論対応のどこを優先して練習するかを整理します。

参考:個人向けの学習メニューの公式案内|質問型営業さん

参考:個人向けトレーニングの公式案内|Acceptさん

どの課題に合う内容か

個人で営業研修を選ぶ際は、困っている場面を挙げ、そこで練習したい行動と講座内容を照らし合わせます。質問・提案・反論対応という講座の名称だけで決めず、お客様とのどのやり取りを自分で試せるかまで確かめます。

質問に困るなら聞き返す練習があるか確認する

質問をしても会話が続かない場合は、お客様の回答を受けて聞き返す練習があるかを確認します。用意された質問を順に読むだけでなく、相手の言葉から次に確かめる内容を考え、自分で質問する演習を候補にします。

架空の場面として、お客様から「今の作業に時間がかかっています」と返答があった場合を考えます。そこで別の話題へ移ってしまうことに困っているなら、どの作業に時間がかかるのか、いつ負担を感じるのかを聞き返す場面が練習の対象です。

講座案内では、質問例の紹介に加えて、お客様役の回答を聞いて会話を続ける演習があるかを見ます。あわせて、自分が選んだ質問について、何を確認できたか、まだ聞けていないことは何かという具体的な助言を受けられるかも確認します。

まず質問の作り方を知りたい場合と、知っている質問を会話の中で使いたい場合では、必要な学習内容が異なります。後者なら、自分が聞き返すところまで試せる講座を候補に残し、演習の説明がなければ提供元に内容を確かめます。

提案に困るなら相手の課題との結び付け方を見る

商品説明に偏ってしまう場合は、お客様が話した課題と提案内容を結び付ける練習を探します。商品の特徴を説明する練習に加え、相手の状況に応じて説明する内容と順番を選ぶ演習があるかを確かめます。

架空の例として、お客様が「担当者ごとの確認作業を減らしたい」と話しているのに、商品の機能を最初からすべて説明してしまう場面を考えます。この場合に練習したいのは、確認作業のどこに困っているかを整理し、その課題に関係する機能と使い方を説明することです。

講座内容では、お客様の状況を示した課題を使い、受講者自身が提案を作るかを確認します。講師の説明例を見るだけなのか、自分の説明と相手の課題が合っているかについて助言を受けるのかを分けて確かめると、必要な練習を含む候補を選べます。

次の表を使い、自分が困っている場面に近い行から講座内容を照合します。複数の行に当てはまる場合は、次の商談で変えたい行動を先に選び、その練習を扱うかを確認します。案内に記載がない内容は、受講できると推測せず確認事項として残します。

困っている場面 練習したい行動 講座で確認する内容
質問をしても会話が続かない お客様の回答を受けて聞き返す 回答を聞いた後の会話まで自分で練習するか
商品説明が中心になる お客様の課題と提案内容を結び付ける 相手の状況に合わせて自分で提案を作るか
価格や時期の懸念に答えられない お客様が気にしている理由を確かめる 懸念の理由を聞く場面を練習するか

講座名に質問・提案・反論対応と書かれていても、自分が必要とする会話を練習できるかは別に確認します。次の商談で変えたい行動と、その演習内容が対応する候補を選びます。

反論対応に困るなら理由を確かめる練習を選ぶ

価格や導入時期への懸念に答えられない場合は、お客様がそう考える理由を確かめる練習を選びます。返答例の暗記だけで終わらず、何を気にしているのかを聞き、その回答に応じて説明を考える会話が含まれるかを確認します。

架空のお客様から「費用が高いと感じます」と言われた場面では、予算を超えているのか、期待する効果に対して高いと感じるのかが、その言葉だけでは分かりません。練習では、すぐに値引きの説明を始める前に、相手が判断の基準にしていることを確かめる場面を扱います。

講師や提供元には、同じ懸念の言葉でも理由が異なる場面を扱うか、受講者が理由を聞くところから練習するかを確認します。さらに、聞き取った理由と自分の説明が対応しているかについて助言を受けられるかまで確かめると、返答例を学ぶ範囲との違いが明確になります。

質問・提案・反論対応の中から、受講中に優先して試したい行動を決め、候補の講座で扱う範囲と照らし合わせます。必要な内容が見つかったら、次は受講形式を比べます。形式の名称だけで学び方を決めず、自分の予定に合うかと、練習や助言の条件を別々に確認します。

形式はどう比べるか

営業研修の受講形式は、参加できる時間・場所と、練習や助言の受け方を分けて比べます。オンラインで個別指導を受けるなど、形式が重なる場合もあるため、名称だけで学び方を決めず、講座ごとの条件を確かめます。

公開講座と録画教材は時間と演習の条件を比べる

公開講座と録画教材は、開催日時や視聴期間に加え、演習課題と質問対応の有無を比べます。公開講座なら対面で練習できる、録画教材なら助言を受けられない、と名称だけで判断しないことが判断の前提になります。

公開講座では、開催日時と参加方法を確認し、自分の予定に合うかを照合します。会場への参加が必要なら移動時間も含めて考えます。演習の記載がある場合は、講師の実演を見るのか、自分も課題に取り組むのか、質問を受け付ける時間があるのかまで確かめます。

録画教材では、視聴できる期間と必要な機器・通信環境を確認します。動画の視聴以外に課題の提出や添削が含まれるか、質問を送る方法と回答を受けられる期間も確認項目です。案内に記載がなければ、対応がないと決めつけず、提供元へ確かめます。

仕事の予定が変わりやすい場合は、決まった時間に参加できるかと、受講期間内に学習時間を確保できるかを別々に考えます。録画を視聴する時間が取れても、課題に取り組む時間がなければ、予定した練習まで進められません。視聴・参加と演習の両方を、自分の生活時間に照らして候補を絞ります。

オンライン授業と個別指導は助言の範囲を比べる

オンライン授業は通信を使った受講方法を、個別指導は受講者ごとに教える方法を指すため、両者は重なります。受講場所と指導人数を分けて確認し、自分が発言する機会や、質問への返答方法まで比べます。

オンライン授業では、講師と同じ時間に参加する必要があるか、どのような接続環境が必要かを確認します。そのうえで、受講者数、自分が話す機会、質問を送る方法を確かめます。画面越しに受講するという情報だけでは、本人の質問や提案に対して助言を受けられるかは分かりません。

個別指導では、日程や受講方法に加えて、自分が困っている営業場面をどこまで扱うかを確認します。用意された課題への助言なのか、本人が練習したい質問や説明を取り上げるのかが、比べたい点です。個別という名称だけで、希望する内容をすべて扱うとは考えず、指導人数と対応範囲を確かめます。

候補の案内を確認する際は、次の表を使い、時間・場所の条件と練習・助言の条件を別々に記録します。同じ講座に複数の形式が当てはまる場合は、該当する行を組み合わせて確認します。

案内にある形式 時間・場所で確認すること 練習・助言で確認すること
公開講座 開催日時と参加方法を確認します 自分が演習するか、質問できるかを確認します
録画教材 視聴期間と必要な環境を確認します 課題や添削、質問への返答があるかを確認します
オンライン授業 同じ時間に参加する必要があるか、接続条件を確認します 自分が発言する機会と助言の受け方を確認します
個別指導 日程・受講方法・指導人数を確認します 本人が練習したい課題を扱う範囲を確認します

同じオンライン授業でも、質問への返答方法や本人が話す機会が違えば、必要な練習に合うかの判断は変わります。不明な項目は未確認として残し、申込前に提供元へ確かめます。参加できる候補が見つかったら、次は説明を聞くだけでなく、自分で試して助言を受け、修正する機会があるかを確認します。

練習と助言は受けられるか

営業研修の練習内容は、自分が話す機会と、助言を受けて修正する機会を合わせて確認します。講座案内の演習という言葉だけで判断せず、誰が何を練習し、その発言にどのような助言を受けるのかまで確かめます。

自分が話す時間と練習をやり直す機会を確認する

会話を練習したい場合は、自分が営業役として話す時間があるかを確認します。ロールプレイング、つまり営業役とお客様役に分かれた会話練習の記載があっても、本人が担当する役や練習する範囲までは分かりません。自分が見直したい質問や提案を試せるかが、確認の出発点です。

講師の実演やほかの受講者の会話を見る時間と、自分が話す時間は分けて考えます。見学では会話の進め方を確認しますが、自分の言葉への助言を求めるなら、本人が発言する機会も必要です。講座全体の演習時間に加え、受講者が順に営業役を担当するか、本人の持ち時間はどの程度かを確かめます。

次に、助言を聞いた後、同じ場面をやり直せるかを確認します。質問の順番を変えるよう助言を受けた場合なら、順番を変えて話し、お客様役の返答を受けるところまで試せるかを見ます。授業内で再練習するのか、受講後の課題で取り組むのかも確認する項目です。

案内に詳しい説明がなければ、練習したい場面を添えて、本人が話す時間とやり直しの機会を提供元へ確かめます。確認した回答は候補ごとに記録し、分からなかった項目は未確認として残します。自分で試して修正することを受講の必須条件にするなら、その条件が分かってから申し込みを判断します。

助言が次に変える言葉まで具体的かを確かめる

助言の内容は、自分のどの発言について、何をどう変えるのかが分かるかで比べます。良かった点を伝えてもらうことに加え、次の練習で変える質問や説明まで示されるかを確認します。助言があるという案内だけでは、本人の発言をどこまで取り上げるかは分かりません。

架空の練習場面として、お客様役が困りごとを話した直後に、営業役が商品の説明を始めた例を考えます。この会話への「分かりやすかったです」という感想だけでは、どの説明が良かったのか、聞き足すことがあるのかは判断できません。受講先を比べる際は、感想に加えて、会話のどこを取り上げて助言するかを確かめます。

同じ架空の場面なら、商品説明を始める前に、困りごとが生じる場面を聞くという助言が考えられます。「どの作業で困っていますか」と質問し、その返答を聞いてから説明する内容を選ぶ、という具体例です。変更する箇所とその理由が分かれば、次の練習で何を試すかを決める材料になります。

候補の講座では、本人の発言を取り上げるか、変更点の理由も伝えるか、助言について質問できるかを確認します。案内だけで分からない場合は、助言の進め方や説明例を提供元へ確かめ、自分が求める指導と照合します。必要な練習と助言を含む候補が見つかったら、追加費用と受講条件を確認し、予算内で参加できるかを判断します。

費用と条件はどう見るか

必要な練習と助言を受けられる講座が見つかったら、支払総額と受講条件を確認します。表示された受講料だけで判断せず、自分が利用する教材や添削の費用、欠席した場合の扱いまで確かめ、予算と予定に合うかを比べます。

教材や添削の費用を含めた支払総額を確かめる

営業研修の費用は、税込の受講料に、自分が必要とする教材や添削などの費用を加えて確認します。料金欄に記載がない項目は無料と考えず、何が含まれ、何に追加料金がかかるかを分けて記録します。

まず、受講料に含まれる教材、演習、添削、質問対応の範囲を料金案内と照合します。添削付きと書かれていても、対象となる課題や回数までは分からない場合があります。自分が練習したい質問や提案について、どこまで助言を受けられるかと合わせて確かめます。

次に、教材の別途購入、追加の添削、再受講を希望する場合の費用を確認します。会場へ通うなら交通費も予算に含めます。受講料が低くても、必要な指導を追加すると予算を超える可能性があるため、希望する内容を受ける場合の総額で候補を比べます。

金額や料金の対象が分からない項目は、未確認として残し、希望する受講内容を添えて提供元へ確かめます。回答を受けたら、必ず支払う費用と、希望した場合だけ支払う費用を分けて記録します。必要な指導を含めた総額が分かってから、予算内に収まるかを判断します。

欠席・振替・中途解約の条件を申込前に確かめる

受講条件は、開催日時と受講期間に加え、欠席・振替・申込取消・中途解約の扱いを申込前に確認します。仕事の予定が変わる可能性も考え、参加できなくなった場合の連絡方法や費用まで確かめます。

欠席時については、別日への振替や録画の視聴が認められるか、それぞれに期限や追加料金があるかを確認します。録画を視聴できる場合も、欠席した演習や助言まで補えるとは限りません。自分に必要な練習を別の機会に受けられるかを、欠席時の案内と照らし合わせます。

申込取消と受講開始後の中途解約は、それぞれの条件を確認します。申込案内や規約で、連絡期限、手続きの方法、費用の扱い、返金の有無と対象範囲を確かめます。どの講座も同じ条件とは考えず、記載が不明確な箇所は申し込む前に提供元へ確認します。

最後に、通常どおり受講する場合の総費用と、日程変更が必要になった場合の条件を、自分の予算・予定に照らし合わせます。振替ができても参加可能な日がなければ、予定した練習を受けられないため、変更先の日程も確認が必要です。費用と参加条件がそろったら、ほかの確認項目と合わせて、候補を選ぶ・追加確認する・見送るのいずれかを決めます。

申込前後に何をするか

申込先を決める際は、これまで確認した内容を同じ表にまとめ、自分の必須条件と照合します。受講後に使いたい営業場面も考えておくと、講座に求める練習内容と、申し込む前に確かめることが明確になります。

比較表の不明点を埋めて申込先を決める

候補を比べる前に、今回の受講で外せない条件を決めます。聞き返す練習をしたいなら、自分が質問し、回答を受けて会話を続ける演習があるかを優先します。予算や参加可能な日程も合わせて、申込先を選ぶ基準にします。

次の表に、個人申込の可否、練習内容、受講形式、助言、総費用、参加条件を候補ごとに記録します。候補A・候補Bには検討中の講座名を入れ、参照した公式案内と確認日も手元に残します。同じ項目を横に並べ、希望する内容が費用に含まれるかまで照合します。

確認項目 候補A 候補B 不明点の確認先
個人申込の可否と名義 記入欄 記入欄 公式の申込案内
練習したい課題と内容 記入欄 記入欄 講座内容
日時・場所・受講形式 記入欄 記入欄 開催案内
自分が練習する機会 記入欄 記入欄 演習の説明
助言の対象と受け方 記入欄 記入欄 指導内容
受講料に含まれるもの 記入欄 記入欄 料金の説明
追加費用を含む総費用 記入欄 記入欄 料金の説明と提供元への確認
欠席・振替・解約条件 記入欄 記入欄 申込条件
最終判断 選ぶ・追加確認・見送る 選ぶ・追加確認・見送る 本人の必須条件と照合

案内に書かれていない項目は、未確認と記します。特に必須条件が不明な場合は、希望する講座名と練習したい内容を添えて、提供元へ確認します。回答を受けたら表を更新し、記載がないことを理由に、対応あり・対応なしのどちらにも決めつけないようにします。

確認結果を自分の必須条件と照合し、候補ごとに次の判断をします。

  • 選ぶ:必須条件を満たし、総費用と参加条件にも納得できた候補です。
  • 追加確認する:判断に必要な回答が残っている候補です。
  • 見送る:必要な練習を扱わない、予算や日程が合わないと分かった候補です。

どの候補も条件に合わなければ、無理に申し込まず、別の日程や講座を探します。

受講後に試す行動と振り返りの日を決める

受講後は、学んだ内容から次の営業場面で試す行動を選びます。質問の仕方を学んだなら、お客様の回答を受けて聞き返すなど、自分が何を言うかまで具体化します。複数の助言を受けた場合も、まず次の商談で試す内容を決めます。

試す場面と実施する日を、次の行動メモに記入します。質問を使うなら、初回の聞き取りなのか、提案後に懸念を確認する場面なのかを区別します。相手の回答によって会話は変わるため、用意した言葉を必ず言うことより、何を確かめたいかを明確にしておきます。

次に使う営業場面 試す質問や説明 実施する日 相手の反応 振り返る日と次に変えること
本人が記入 本人が記入 本人が記入 実施後に記録 本人が記入

実施後は、実際に使った質問や説明と、それに対する相手の返答を記録します。決めておいた日にメモを見直し、確かめられたこと、聞き足りなかったこと、次に変える言葉を整理します。試せなかった場合も、会話の機会がなかったのか、言葉が出なかったのかを残すと、次の準備を決める材料になります。

メモは勤務先の情報管理ルールに沿って扱い、外部の講師へ相談する場合は、顧客情報や商談記録を共有してよい範囲を先に確かめます。共有の許可がない実案件は持ち出さず、質問や説明を練習する目的に合わせて、架空の場面に置き換えます。

振り返りで、価格を判断する責任者が決まっていない、担当者間の分担が曖昧といった問題が見つかった場合は、本人の練習だけで解決しようとせず、上司や関係者へ確認します。学ぶ内容と職場で決めることを分けたい場合は、研修で扱う課題と職場の仕組みの問題を整理する方法も確認できます。

営業育成・研修 営業研修の課題を5つに分けて診断する方法|研修で扱う範囲と確認手順

まとめ|課題と受講条件から選ぶ

個人で営業研修を選ぶ際は、まず本人の名義で申し込めるかを確認します。そのうえで、質問・提案・反論対応のどこに困っているかを整理し、受講形式、自分が練習する機会、具体的な助言の有無、追加費用を含む総額を順に比べます。

申込先に迷ったら、本文の受講条件比較表に候補ごとの確認結果を記録し、自分の必須条件と照合します。分からない項目は未確認として残し、申し込む前に提供元へ確かめます。受講後は行動メモを使い、次の営業場面で試す質問や説明と、振り返る日を決めます。

次の練習テーマを考えるための参考資料として、以下の営業ロープレ評価基準 7軸チェックシートも確認できます。


営業ロープレを7つの観点で評価し、自己評価と上司評価の差から次回の練習テーマを決められます。
>>無料で『営業ロープレ評価基準の7軸チェックシート』をダウンロードする

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この記事を書いた人
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谷本潤哉
元電通、2016年創業。株式会社FAZOM代表取締役。自らの組織崩壊を原点に、営業プロセスを数字で再現する独自メソッド「メトリクスマネジメント」を体系化。累計200社超の営業組織を支援し、売上向上・新人の早期戦力化など成果を創出。