機能一覧 メトリクスマネジメントプログラム 利用シーン 導入事例 セミナー FAZOM営業ラボ お問い合わせ
資料ダウンロード
サービス概要資料をダウンロード
FAZOM営業ラボ > 営業戦略・KPI設計
営業戦略・KPI設計

顧客満足度調査のやり方|質問項目と分析手順

顧客満足度調査のやり方|質問項目と分析手順

▼ この記事の内容

顧客満足度調査は、満足度を測る作業ではなく、営業・CSの改善優先順位を決める仕組みです。目的、対象、質問、分析、CRM/SFA反映まで先に設計すると、回答をフォロー行動とKPIに変えやすくなります。調査後の動きも決めます。

JCSIの調査方法では、顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足など6つの指標で顧客の評価を捉えます。顧客満足度調査でも、全体の印象だけでなく、接点別の評価を分けて見る設計が重要です。

しかし実務では、アンケートを実施しても平均点の報告で止まりがちです。営業、CS、プロダクトのどこが何を直すのかが決まらなければ、次回更新やフォローの不安は残ります。

この記事では、顧客満足度調査を質問項目の作成で終わらせず、分析、CRM/SFA反映、改善KPIまでつなげる考え方を整理します。調査結果を会議資料ではなく、営業・CSの次の行動に変える手順が分かります。 読み終えるころには、自社で何を聞き、誰に配信し、調査後にどの数字を見るべきかを判断しやすくなるはずです。

顧客の声を営業改善に使いたい方は、先に課題の整理から着手できます。


商談数を変えずに成約率2.7倍。営業マネージャーが見るべきポイントを、10項目をチェックリスト付きで解説!
>>無料で『チームの数字が動かない営業マネージャーが陥る3つの罠』をダウンロードする

顧客満足度調査とは何か

顧客満足度調査は、顧客の評価を数値で集め、営業・CSの改善優先順位を決めるために行います。平均点だけを見るのではなく、接点別の不満と次に動く担当を結びつける設計が必要です。

満足度把握ではなく改善優先順位を決める

顧客満足度調査は、既存顧客の満足度平均点を確認する作業ではありません。営業・CSが先に直す接点を選び、改善優先順位を決めるための調査です。調査後の会議で使う判断軸まで含めます。

営業責任者が平均点だけを見ても、商談前の説明、導入後フォロー、問い合わせ対応のどこを直すべきかは決まりません。CS会議で使うなら、低評価の理由と担当部門まで見える設問にします。

営業改善プログラム「FAZOM」では、調査結果を営業・CSの次回行動に変える前提で扱います。満足度の把握で止めず、どの顧客接点を先に改善するかまで決めると、調査後の会議が具体的に動きます。

総合満足度と項目別満足度を分ける

総合満足度は、顧客が取引全体をどう受け止めているかを示します。項目別満足度は、価格、導入、運用、サポートなど接点ごとの詰まりを示します。

両方を分けると改善対象を絞れます。総合満足度だけでは、顧客が何に不満を持っているかを営業現場へ返しにくくなります。項目別に聞くと、受注前の期待値調整なのか、導入後の定着支援なのかを切り分けられます。

JCSIの調査方法では、顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足など6つの指標で顧客の評価を捉えます。BtoBの自社調査でも、全体評価と接点別評価を分ける考え方は応用できます。

調査前に目的・対象・時期を固定する

調査前には、目的、対象、時期の3点を固定します。質問項目から作り始めると、集計後に営業とCSのどちらが動くべきかが曖昧になります。

先に活用先を決めると設問が締まります。目的は、解約予兆の把握、更新前フォロー、オンボーディング改善などに分けます。対象は全顧客一律ではなく、新規導入、更新前、休眠気味の顧客などフェーズで分けるのがおすすめです。

時期は、顧客が体験を思い出せるタイミングに合わせます。導入直後の負荷を見たいなら初回利用後、長期の関係性を見たいなら四半期ごとの定期調査が向いています。この回答を見て誰がいつ何を変えるのかに答えられない設問は、満足度を測れても改善会議では使いにくくなります。

顧客満足度調査の質問項目例

顧客満足度調査の質問項目は、全体満足、理由、接点別満足、自由回答に分けます。最初から細かく聞くより、調査後に営業・CSが動ける単位へ質問をそろえます。

最初に聞く質問例は全体満足と理由

最初の質問は、取引全体への満足度と、その評価を選んだ理由に絞ります。全体評価と理由を並べると、低評価の原因を接点別の設問へ展開しやすくなります。

質問例は、現在の取引全体にどの程度満足していますか、そう回答した理由を教えてください、の二つです。営業レビューで使う場合は、評価理由を商談、導入、運用支援に分けて読みます。

回答形式は、満足度を選択式にし、理由を自由回答にします。選択式だけでは評価理由が読めず、自由回答だけでは優先順位を比べにくくなります。理由が抽象的に集まる場合は、接点別の質問へ分けます。

項目別満足度は接点ごとに聞く

項目別満足度は、顧客との接点ごとに聞くのが有効です。価格、提案、導入、運用、サポートを分けると、営業とCSのどちらが改善を担うかを決めやすくなります。

質問例は、導入時の説明は分かりやすかったですか、運用中のフォローは十分でしたか、です。問い合わせ対応は期待に合っていましたか、も接点別に確認します。新規導入顧客には導入支援を厚く聞き、更新前顧客には運用フォローと成果実感を重点的に聞きます。

項目別満足度は、後の分析で改善候補を分けるための材料になります。接点ごとに質問を置くと、次のセクションで扱う配信対象やタイミングも決めやすくなります。

避ける質問例は曖昧な二重質問

避けるべき質問は、一つの設問で複数の論点を聞く二重質問です。回答者が何に対して評価したのか分からなくなり、集計後の改善判断が曖昧になります。提案には満足していても、サポートに不満がある顧客は正しく答えにくくなります。

言い換えるなら、営業担当の提案内容に満足していますか、サポート対応の速さに満足していますか、に分けます。設問を分けると、営業改善とCS改善を別々に扱えます。

設問数を減らしたい場合でも、二重質問で圧縮するのは避けます。聞く項目を削るなら、調査目的に直結しない接点を外し、残した設問の解釈を明確にします。

自由回答は改善仮説を拾うために使う

自由回答は、満足度の理由や未把握の不満を拾うために使います。定量評価の補助として置くと、点数だけでは見えない改善仮説を営業・CSの会議へ持ち込めます。

質問例は、より満足度を高めるために改善してほしい点があれば教えてください、です。更新前の顧客には、継続判断で気になっている点があれば教えてください、も使えます。

自由回答を読むときは、感情表現をそのまま施策名に変えません。説明不足、連絡遅れ、操作不明、成果実感不足など、営業・CSが扱える場面へ分類します。全体満足と項目別満足の低い接点に自由回答を重ねると、次の配信設計と改善優先順位を決めやすくなります。

回答率を上げる実施手順

顧客満足度調査は、対象者、配信時期、依頼文を先に決めると回答を集めやすくなります。質問項目だけを整えても、誰に何の目的で聞くかが曖昧なら、集計後の改善判断がぶれます。

対象者は顧客フェーズ別に分ける

対象者は、契約前後、導入直後、定着期、更新前などの顧客フェーズ別に分けるのが有効です。同じ満足度でも、顧客の段階によって不満の意味が変わります。更新前の顧客は、成果実感や担当者対応への評価を答えやすくなります。

全顧客に同じ設問を送ると、回答数は増えても改善対象がぼやけます。顧客数が少ない場合は全件調査も選択肢ですが、分析時にはフェーズ別に分けて見るのがおすすめです。

Sales Opsが設計する場合は、SFA上の契約日、利用開始日、更新予定日を先に確認します。営業レビューで扱う顧客群と調査対象をそろえると、回答後のフォロー先を決めやすくなります。

配信タイミングは接点直後と定期調査で分ける

配信タイミングは、接点直後の調査と定期調査で分けるのが基本です。接点直後は具体的な体験を拾い、定期調査は関係全体の変化を見ます。接点直後の調査では、対応速度や説明の分かりやすさなど狭い項目に絞ります。

四半期や半期の定期調査では、製品価値、担当者対応、継続意向などをまとめて確認します。長期満足を見る目的なら、接点直後だけで判断せず、同じ時期に継続して聞く設計が合います。

営業責任者が見るべき点は、調査日ではなく次の会議で扱えるかです。回答締切から営業レビューまでの間に集計時間を置くと、調査結果をフォロー対象の選定に使いやすくなります。

依頼文は回答負担と利用目的を明示する

依頼文では、回答にかかる負担と回答結果の利用目的を先に示します。顧客は調査の目的が分かるほど、自分の回答が何に使われるか判断しやすくなります。所要時間、回答期限、匿名扱いの有無も簡潔に伝えます。

回答率を上げたいからといって、謝礼や特典だけを前面に出すと回答が偏る場合があります。BtoBでは、担当者が社内で回答する理由を説明できるよう、利用目的を具体的に書くほうが安定します。

依頼文まで決めたら、次は集計結果をどう読むかを設計します。対象者、タイミング、依頼文がそろうと、満足度の高低だけでなく、どの改善候補から着手するかを判断しやすくなります。

調査結果を分析する方法

調査結果は、満足度の平均点ではなく、改善候補を選ぶ材料として分析します。重要度と満足度を分けて見ると、営業・CSが先に動く項目を判断しやすくなります。

CSポートフォリオで改善候補を分ける

CSポートフォリオは、顧客満足度調査の結果を重要度と満足度の2軸で分ける分析方法です。高低の組み合わせを4象限で見ると、改善候補と維持項目を切り分けられます。

象限状態営業・CSの扱い
高重要度・低満足度顧客判断に響くが評価が低い最初に改善候補へ置く
高重要度・高満足度維持すべき強み品質低下を防ぐ
低重要度・低満足度優先度は相対的に低い大きな施策化を急がない
低重要度・高満足度過剰対応の可能性工数を見直す

満足度だけを見ると、点数の低い項目をすべて直したくなります。しかし、顧客にとって重要度が低い項目まで優先すると、営業・CSの改善工数が分散します。満足度と重要度を組み合わせると、改善点を検討する視点がそろいます。

営業レビューで使う場合は、提案内容、導入支援、問い合わせ対応、更新前フォローを同じ表に置きます。項目を並べると、部門ごとの感覚ではなく顧客接点単位で議論できます。CSポートフォリオは、分析表ではなく改善会議の順番を決めるために使います。

参考:顧客満足度の把握|総務省統計局

重要度が高く満足度が低い項目を優先する

重要度が高く満足度が低い項目は、営業・CSが最初に改善すべき候補です。顧客の継続判断に関わる接点ほど、放置すると不満が次回更新や紹介意向に響きやすくなります。

たとえば、導入後フォローの重要度が高く、満足度が低い場合は、商談前の提案資料より先にCS対応を見直します。逆に重要度も低い項目は、すぐに大きな施策へ広げません。判断に迷う場合は、顧客が継続を決めるときに、その項目をどれほど重く見るかで優先順位を付けます。

改善候補を営業KPIに接続する場合は、満足度スコアと売上指標を別々に扱わないことが重要です。顧客の声を次に見る数字へつなぐ営業KPIと売上の連動設計を整理すると、会議で扱う指標がぶれにくくなります。

営業AI・営業DX 営業マネジメントと売上の連動設計|KPI 4階層と日次運用の実務論

高重要度・低満足度の項目を選べたら、すぐに施策名へ変えず、原因の場面を確認します。次に必要なのは、自由回答を読み、不満が発生した接点を分類する作業です。

自由回答は不満の場面ごとに分類する

自由回答は、良い悪いの感想として読むのではなく、不満が起きた場面ごとに分類します。場面に分けると、営業、CS、プロダクトのどこが改善を持つべきかを判断できます。同じ低評価でも、発生場面が違えば打ち手も変わります。

よくあるケースとして、自由回答に連絡が遅いという不満が集まる場合があります。この表現だけでは、営業担当の初動なのか、CSの回答期限なのか、問い合わせ窓口の設計なのかが分かりません。

分類後は、回答文をそのままKPIに変えず、観測できる行動へ置き換えます。更新前連絡が遅いなら、更新日の何日前に誰が連絡するかを決めるほうが運用に乗ります。不満場面まで分けると、調査結果は改善テーマの候補から実行管理の材料へ変わります。

営業・CSの改善アクションに変える

顧客満足度調査の結果は、CRM/SFAの記録項目、フォロー担当者、期限、改善KPIまで落とすことで使える情報になります。スコアを眺めるだけでは、営業・CSの会議で次に誰が何を変えるのかが決まりません。

CRM/SFAに記録する項目を決める

CRM/SFAには、満足度スコアだけでなく、不満の場面、対象顧客、次回接点、対応状況を記録します。入力項目を先に決めると、調査結果を営業レビューで追いやすくなります。

よくある失敗は、アンケート結果をCSVで保管したまま、SFAの顧客ページと切り離すことです。CS会議では読まれても、営業担当者が次の訪問前に見ないため、行動が変わりにくくなります。

記録項目は増やしすぎず、選択式の不満カテゴリ、自由回答の要約、次回フォロー予定日の3つから始めます。同プログラムでは、調査結果を個別顧客の接点データと結び、商談前後の確認事項に変える考え方を重視します。

フォロー担当者と期限を設定する

フォロー担当者と期限がない改善項目は、会議で合意しても止まりやすくなります。顧客満足度調査の結果は、誰が、いつまでに、どの顧客へ対応するかまで決めて初めて動きます。

対応は、営業、CS、プロダクト、サポートのどこが責任を持つかで分けます。価格説明への不満は営業、導入後の使い方への不満はCS、機能不足はプロダクトに渡します。期限と同時に、一次対応、原因確認、再発防止のどこまでを担当範囲にするか決めます。

調査結果が育成課題に接続する場合は、担当者の行動だけでなく、必要なスキルも整理する必要があります。営業・CSの役割ごとに改善テーマを分けると、次に強化すべき育成論点が見えやすくなります。


「ヒアリング力を上げろ」では誰も育たない。トップ営業の暗黙知を測定可能なレベルまで分解した、6業種のスキルマップ・テンプレートを公開中!
>>無料で『業種別!営業の成果と育成を両立するスキルマップテンプレート集』をダウンロードする

改善KPIまで決めて社内説明に使う

改善KPIまで決めると、顧客満足度調査は社内説明に使いやすくなります。満足度スコア、改善アクション、担当者、期限、測定単位をそろえると、会議で成果を追いやすくなります。

成果指標を説明できない不安がある場合は、満足度の上昇を約束するのではなく、先行指標から置くのが現実的です。たとえば、不満顧客への再接触率、期限内フォロー率、未対応件数の推移から確認します。

社内説明では、調査結果と営業KPIを別々に扱わない設計が必要です。顧客の不満が商談前後の行動に関係する場合は、営業KPIの設計基準と接続して見ると、改善会議で追う数字が明確になります。

営業AI・営業DX 営業KPIを3つに絞ると売上が伸びる|設定手順と具体例

上司に説明する前に、調査後に追う数字を整理しておくと、満足度スコアだけの報告で終わりにくくなります。営業・CS改善KPIへ接続する観点を確認する入口として、営業改善プログラム「FAZOM」の資料を参照できます。


営業の型・商談振り返り・改善の流れを一連の仕組みにする営業改善プログラムはこちら!
>>無料で『3分でわかる「FAZOM」ご解説資料』をダウンロードする

NPS・CSAT・CESを使い分ける

NPS、CSAT、CESは、顧客満足度調査の中で目的に応じて使う一手法です。推奨意向、接点満足、負担感のどれを見たいかで選びます。

NPSは推奨意向を見るときに使う

NPSは、顧客がサービスを他者に推奨する意向を見る指標です。関係性全体の評価を確認したい場合に使い、個別接点の満足度だけを測る目的には向きません。

NPSを使う場合も、質問は指標だけで終わらせません。推奨したい理由、推奨しにくい理由、改善してほしい点を合わせて聞くと、次の行動に変えやすくなります。

NPSを満足度改善に使う詳しい考え方は、関連するNPS記事で整理しています。ここでは、調査設計の中で使う指標の1つとして扱います。

CSATは接点ごとの満足度を見る

CSATは、特定の接点や体験に対する満足度を見る指標です。問い合わせ対応、導入支援、商談後フォローなど、直近の体験を評価してもらう場面に向いています。

接点直後にCSATを聞くと、記憶が新しい状態で具体的な評価を得やすくなります。営業やCSの対応品質を見直す場合は、NPSよりも実務改善に接続しやすいことがあります。

一方で、CSATだけでは顧客ロイヤルティ全体を説明しきれません。接点満足は高くても、成果実感や費用対効果に不安がある顧客は継続判断で迷う可能性があります。

CESは手間や負担の大きさを見る

CESは、顧客が目的を達成するまでに感じた手間や負担を見る指標です。問い合わせ、設定、申請、運用作業など、顧客の負担を減らしたい場面で使います。

複雑なBtoB商材では、満足度が低い理由が機能不足ではなく運用負荷にある場合があります。CESを入れると、使いにくさや社内調整の重さを改善候補として拾えます。

CESを単独の総合指標にするのは避けます。負担感、接点満足、推奨意向を分けて見ると、次に確認すべき失敗点が見えやすくなります。

導入前に確認すべき質問

導入前には、調査目的、設問数、集計後アクション、活用先を確認します。ここが曖昧なまま始めると、回答を集めても改善責任が決まりません。

調査目的が曖昧だと結果が使えない

調査目的が曖昧だと、結果を見ても次の判断に使えません。解約予兆、導入支援の改善、アップセル前の意向確認など、目的を1つに絞ることが先です。

探索調査として広く聞く場合でも、集計後に何を決めるかは必要です。目的がないまま項目を増やすと、回答は集まっても会議で眺めるだけになります。

導入前の確認文は、今回の調査で決めたいことは何ですか、という問いから始めます。答えが出ない場合は、対象や質問項目を作る前に調査範囲を狭めます。

設問が多すぎると回答率が下がる

設問が多すぎると、回答者の負担が増えて回答率が下がりやすくなります。初回調査では、全体満足、理由、主要接点、自由回答に絞るほうが運用しやすくなります。

細かく聞きたい気持ちは自然ですが、回答が少なければ分析の精度も上がりません。詳細分析が必要な場合は、全員に長い調査票を送らず、対象者を絞って聞きます。

営業やCSの現場では、設問が多いほど集計後の説明も重くなります。まず短く始め、改善会議で使えた項目だけを残す運用にすると続けやすくなります。

集計で止まると改善責任が曖昧になる

集計で止まる調査は、改善責任が曖昧になります。誰が顧客に連絡し、どの会議で改善テーマを扱い、いつ結果を見るのかを先に決めます。

調査担当と改善担当を分ける場合は、受け渡しの会議体が必要です。レポートだけを送っても、営業やCSの行動に落ちないまま次の調査時期を迎えます。

調査結果をSFAに入れたが、誰も次のフォロー期限を決めていない状態は避けるべきです。低評価顧客には担当者、期限、確認内容をセットで登録します。

実施前に目的・対象・活用先を確認する

実施前には、目的、対象、活用先を確認します。CRM/SFAの反映先や改善KPIが未定なら、質問項目を増やす前に調査範囲を狭めます。

確認する項目は、何を決める調査か、誰に聞くか、いつ聞くか、どこに記録するか、誰が動くかです。この5点がそろうと、調査後の迷いを減らせます。

顧客満足度調査は、設問作成よりも実施前の設計で成果が決まります。目的、対象、質問、分析、改善KPIをつなげておくと、まとめで取るべき行動も明確になります。

よくある質問

顧客満足度調査では何を聞けばよいですか

最初は全体満足度、その理由、接点別の満足度、改善してほしい点を聞きます。調査後に営業・CSが動けるよう、質問は接点や顧客フェーズごとに分けます。具体的な進め方は組織の現状に応じて調整します。

顧客満足度調査の回答率を上げるには何が必要ですか

対象者、配信タイミング、依頼文を先に整えることが必要です。所要時間、回答期限、回答結果の利用目的を明示すると、顧客が回答する理由を理解しやすくなります。まずは現状の課題を整理することから始めます。

NPSと顧客満足度調査は何が違いますか

NPSは推奨意向を見る指標で、顧客満足度調査で使う一手法です。顧客満足度調査では、NPSに限らずCSATやCESも目的に応じて使い分けます。定着には週次での振り返りが効果的です。

まとめ

顧客満足度調査は、質問項目を作る前に目的、対象、時期、活用先を決めることが重要です。全体満足、理由、接点別満足、自由回答を組み合わせると、営業・CSが先に直す接点を絞りやすくなります。調査後はCRM/SFA、担当者、期限、改善KPIまで落とし込みます。

満足度スコアの集計だけで止まると、低評価顧客へのフォローが遅れ、更新前の不安や現場の不満が見えないまま残ります。次の会議でも平均点の説明に時間を使い、誰が何を変えるのかが決まらない状態が続きます。

顧客の声を営業・CSの改善KPIに変えるには、調査設計と実行管理を一体で整理する必要があります。調査結果を次のフォロー行動に変えたい方は、営業改善プログラム「FAZOM」の資料で営業改善への接続方法を確認できます。


営業の型・商談振り返り・改善の流れを一連の仕組みにする営業改善プログラムはこちら!
>>無料で『3分でわかる「FAZOM」ご解説資料』をダウンロードする

この記事を書いた人
アバター画像
谷本潤哉
元電通、2016年創業。株式会社FAZOM代表取締役。自らの組織崩壊を原点に、営業プロセスを数字で再現する独自メソッド「メトリクスマネジメント」を体系化。累計200社超の営業組織を支援し、売上向上・新人の早期戦力化など成果を創出。